カット圧・カットスピードとは?
調整できる機能
まずは、カッティングマシンで調整できる機能の使いどころについて説明します。
刃の長さ | シート大部分の切れが甘い時や、貫通しすぎの時に調整します。 |
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カット圧力 | 鋭角や細かい部分のみがうまく切れていない時や、糊が残る場合に強く調整します。 |
カット速さ | カッティングのスピードを上げたい時に早く調整しますが、その分、精度(品質)は下がるので、角が捲れてしまったり、細かい部分に粗が出る場合は、カットスピードを下げる。 |
調整手順
調整の手順としては、はじめに[刃の長さ:1][カット速さ:1][カット圧力:1]に調整し、テストカットを行います。ここから徐々に微調整を加えていきます。
1.刃の長さを調整
素材となるシートを変更する度に、刃の長さは調整する必要があります。刃の長さが「1」では、ほとんどの場合、切れが甘い状態なので、0.3mm程度ぐらいずつ刃を長くしてテストカットを繰り返します。
2.カット圧を調整
ステッカーの糊が残ったり、部分的に切れていない箇所が残る場合に「1」ずつ増やしてきます。カットがずれる場合には、逆に減らしていきます。
3.カットスピード
基本的には「1」固定が安全です。大量生産する時など、生産スピードを上げたい場合には、テストカットでチェックしながら、徐々に増やしていきましょう。角がめくれてきたり、カットした線がガタついてきたら限界です。
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