データを読み込むと、存在しない切れ目が入る

 イラストレーターからSVGファイルへ変換したファイルをスキャンカットキャンバスで読み込むと、本来、存在しないはずの切れ目(カットライン)が入ってしまうことがありました。どうやら、データが変形してしまったようです。今回は、そんな時の対処法を紹介します。

意図しない切れ目の入ったデザインデータ

 SVGへ変換前のデータですが、イラストレーター上で確認してみても切れ目は入っていません。

切れ目の入っていないデザイン(小さい文字) 切れ目の入っていないデザイン(大きい文字)

 こんな時は、スキャンカットキャンバス側で「結合」処理を行います。切れ目が入っている要素全体を選択して、右クリック「結合」を選択してください。

結合

 無事に切れ目が無くなりました。

切れ目がなくなったデザインデータ

 しかし、たまに「結合」を選択しても、うまく結合されない時があります。そんな時は、切れている側の要素を1pxだけズラして、本体側と1px重なるように配置して下さい。

1pxずらす

 同じように「結合」を選択します。

結合

 すると、うまく結合されて切れ目が無くなります。

切れ目が無くなったデザインデータ
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