ディズニー・ミッキー仕様の車ステッカー「Baby in Car」の自作
元になる画像を使って、好きなキャラクターのカッティングステッカーを自作する方法を紹介します。
今回は、ディズニー・ミッキー仕様のデザインデータを作成、スキャンカットでカッティングしたシートを車に貼りつけました。
※私的使用の範囲を超えると、著作権法違反となります。作成したステッカーの販売は絶対に行わないでください。
1.必要な道具
カッティングマシン本体
ステッカーシート SX-43WC(ミルキーピンク)
アプリケーションフィルム
アートナイフ
細工用カッター
カッターマット
裁断機
2.カッティングデータの作成
まずは、元になる画像を用意します。
スキャナで取り込んだり、スマホで撮影した画像をイラストレーターに貼り付けます。
このままではカッティングできない為、線を滑らかにしてパスを作成する作業を行います。
画面上のメニューから[オブジェクト]-[画像トレース]-[作成]を選択してください。
画像トレースのウィンドウが表示されるので、値を調整して、カッティングできるくらいのデータに変換します。
※もし、画像トレースウィンドウが表示されない場合は、画面上のメニューから[ウィンドウ]-[画像トレース]を選択してください。
今回は、「カラーモード:白黒」「しきい値:128」「パス:50%」「コーナー:75%」「ノイズ25px」「方式:隣接」「作成:塗り」「オプション:曲線を直線にスナップ」に設定しました。
次に、画像のパスを作成します。
画面上のメニューから[オブジェクト]-[画像トレース]-[拡張]を選択してください。
画像のパスが作成されます。
このままだと、白い部分もカッティングシートが残る状態なので、切り取る部分を取り除きます。
ダイレクト選択ツールを選択して、[DEL]キーで一つずつ削除していきます。
背景に色のついたレイヤーを置いてみると、取り残しが分かりやすいです。
全て取り終わったら、画像の横に「Baby in Car」の文字を入れます。
パスを全て選択し、画面上メニューの[ファイル]-[選択範囲を書き出し]を選択。
形式を「SVG」に変更し、[アセットを書き出し」を押します。
これで「書き出し」に設定された場所に、カッティングマシンで読み込むことができるSVG形式のファイルが作成されます。
Brother CanvasWorkspaceを起動。
画面上のメニューから、[ファイル]-[SVG/FCMファイルのインポート]を選択し、さきほど作成したSVGファイルを開きます。
最後に、プリントするサイズを調整して、カッティングデータは完成です。
3.カッティング
以降、スキャンカットでの詳しいカッティング手順については、『カッティングステッカーを作る[基本編]』と同じ手順ですので、そちらをご覧ください。